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正しい駆け込み乗車の仕方

 駆け込み乗車でも、余裕があれば車掌がドアを閉めずに待っていてくれることがあります。ダイヤにゆとりがあれば、少しの発車の遅れは問題にならないので、車掌は待ってくれます。ただ、いつも待つとは限らないので、閉められたらあきらめましょう。この前は待ってくれたのに、なんていう考えは身勝手です。
 場合によっては、待っていられないこともあります。その電車が少し遅れるだけで、後続列車に影響を与え、それがさらにあとの電車を遅らせというふうに、雪だるま式に遅れが大きくなってゆくような場合もあり、ひとりの駆け込み乗車を待ったせいで、大勢の旅客の次の乗り換えに影響が出てしまったりします。大勢の不利益を考えると、ひとりの駆け込みを犠牲にしなければならないこともあるわけで、車掌としてはつらいところです。
 駆け込み乗車に気づかずにドアを閉めてしまうことも少なくありません。車掌はドアが安全に閉まることに注意を集中していますし、ホームの喧騒で、駆け込んでくる人の足音を聞き逃しがちです。ですから、車掌がこちらを向いていない場合には、でっかい声を張り上げましょう。それで車掌が気づいて、かつダイヤにゆとりがある場合は、ドアを閉めずに待ってくれるでしょう。でっかい声を出すなど恥ずかしくて無理というなら、次の電車にしましょう。そもそも駆け込み乗車そのものが、恥ずかしい行為なのですから。旅の恥はナントカってやつですよ。

 車掌がこちらを向いて、待っていてくれることが判る場合もありますね。その時は可能な限り急いで(しかも転ばないよう注意ぶかく)乗るようにしましょう。待っているのは車掌だけではありません。大勢の旅客があなたひとりを待っているわけです。とくに冷暖房を使用する季節は早くドアを閉めてほしいですしね。
 車掌が待っていると分かった途端にわざとゆっくり歩く人もいますが、そんなことしてもかっこよくないです。公共の場では謙虚にお行儀よく、それがかっこいい人のステータス・シンボルです。
 電車を待たせていたのに「よかったぁ、間に合った」と叫ぶ人もいます。間に合ってませんから。電車を待たせた時は、車掌に対して「すみません」とか「ありがとう」とか言いましょう。これは車掌に言っているというより、待ってくれている大勢の旅客に対して謝辞を述べているわけです。駆け込み乗車は目立つ行為なので、大勢の人が観ています。あなたの「すみません」の一言は、車掌のみならず、観ている大勢の人にとっても気持ちのいいものです。

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