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間違った駆け込み乗車

 駆け込み乗車による弊害は大きな問題なので、何度もしつこく書きますよ。とにかく駆け込み乗車はしてはならない行為であり、やらないのが乗車マナーの常識であると理解しましょう。そして原則を理解したうえで、時には電車を待たせてしまうこともあって、その時はなるべく急いで乗りましょう。
 中には体が不自由で、ゆっくりとしか歩けない人もいますが、車掌は待つと判断したらちゃんと待ってくれるので、乗りたいという意思表示をはっきりとして下さい。

 ひどい乗車マナーでよくあるのが、団体さん駆け込みです。先に来た者がドアを持って、あとから来る仲間を乗せようとするわけです。ダメですよ、こういうことは。
「今、友だちがキップ買ってるから待ってぇ」なんてムチャなこと言うのもダメです。電車はタクシーじゃありません。ドアを閉めると、「待ってくれてもいいやん!」なんて睨みますが、お連れのお子さんが見ていますからね。

「おい! 待たんか、こらあ」おっさんが叫びながら走って来ます。心優しい筆者は(車掌をしてましたよ)、おっさん様をお待ち申しあげましたね。ちょっと酔ってるらしく、いちおう走ってくれてるんだけど、なかなか電車までたどり着きません。(遅いんじゃ、うらぁ)心の叫び。で、ようやくたどり着くとですね、持ってた携帯電話を落とすわけですよ。
 (もう、なにやってるかね、この子は)心のつぶやき。携帯を拾うのがまたグズいんですよね、これが。
 「早くしないと、出発しますよ」これは声に出して。「うるせぇ、待つのが仕事やろ」どんな仕事や。ドア閉めるぞ……。おっさんが携帯を拾うべく、身を屈めたとき、その拍子に足が一歩前に出たんですね。で、そのつま先で携帯をコツンと蹴ったわけ。おっさんの携帯は気持ち良くコーンとか飛んでですね、そのまま線路に落ちていったとさ。
 筆者は迷わず「乗降よし」と、バカでかい声を張り上げ、ビシッとドアを閉めましたのじゃ。
 「おらぁ、われ待たんかぁ、殺すぞ。携帯どうすんねん!」という声が遠ざかって行き、電車がホームを離れる時に振り返ると、おちゃめにのたくり回っている おっさんの姿が、なかなか可愛いかったです。
 ここまで来るとマナー違反というより漫才なので、おもろくてイイですよね。どうせバカやるならこれくらいやってもらいたいです。
 ただ、携帯電話を拾うために、おっさんが線路に飛び降りると大変なので、列車無線で運転指令に連絡しましたけどね。

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